以前からわたしのメルマガを購読しているという、かなり古参の某FC2販売者さんからメールがありまして、ぜひわたしと音声通話でお話をしてみたいとのお申し出をいただきました。
それは当方にとっても非常に有意義なお話ですから当然断る理由はなく、こちらも是非お願いしたいということでスカイプでいろいろと情報交換をさせていただきました。
およそ2時間ほどの会談でしたが、そのなかでこれからFC2で自作AVの販売を始めようをしているあなたにとってとても価値のある、そして勇気付けられるお話をいただきましたので共有したいと思います。
なお、以下は彼の一人語りのような文章になっていますが、いろいろな情報を引き出すため、途中で細かな質問をしていますがそれは省略させていただきます。
この業界に参入したきっかけは
大学在学中に先輩から誘われて行ったアルバイト先がこの業界だったことですね。
撮影場所であるマンション室内などで、ベッドをはじめとした家具や撮影機材などの設置や移動などを担当するいわば雑用係みたいなものです。
その後、役者になりたくて大学を中退して劇団に入ったのですが、なんというか元々中途ハンパな性格だったので長続きせずにドロップアウトしてしまいました。
アルバイトをしながら何とか数年は食いつないでいたのですが、30歳が見えてくると将来に対して不安が大きくなってきたものですから、「定職」のようなものがほしくなりましてね。
あれやこれやと考えているうちに、そういえば昔AVの現場にいた時に「うらやましいなぁ」と思っていたことをふと思い出して、「そうだ。AVでも撮ってみようかなぁ?」とふと思いついたのが始まりです。
最初から上手くいったのですか
いや、全然ダメでしたよ。
そもそも撮影する相手がいませんでした。
当時は彼女はおろか友達と呼べる女性すらいない生活でしたからね。バイト代が入ると生活費を除いたほとんどのお金を酒とパチンコで消費していました。
元々女性に対しては奥手なほうで、性欲の解消はもっぱら風俗にお世話になっていました。
そこで無料の出会い系に没頭ですよ。女性と付き合ったことがないので、死ぬ気で試行錯誤を繰り返しました。
ほぼ3ヶ月間、毎日毎日出会い系サイトとにらめっこし続けて、ようやく19歳フリーターの彼女ができたんです。顔面偏差値でいうと10人並みの子でしたが、そこは19歳っていう若さでカバーです。
初めてできた彼女ですから、夢中になって遅すぎた青春を謳歌していましたが、その彼女が強度の近視だったものですから、ある日レーシック手術を受けたいと僕に相談してきたのです。
お金に余裕がないのは僕も同じですから、これはちょうどお金を稼ぐための「理由付け」になると思って彼女にAVのモデルをやってみないかって打診してみたんです。
そうしたら、顔を写さないならっていう条件でOK が出ました。出会い系で見つけた子だし、頭のネジがどこか一本外れていたんでしょうね。
しかしいくら「顔出しナシ」とはいえ、自分の彼女の裸をネット上に晒すっていう発想は普通ではないですよね。
でもね。普通ではないから儲かるという説は極めて有力なので決してバカには出来ません。
撮影は彼女の部屋で行いました。というか、盗撮魔がベランダでカーテンの隙間を通して女子学生の私生活(お風呂上りの裸やオナニーシーン)を盗撮するという状況設定の映像でした。
当時、僕はビデオを持っていなかったので、デジカメの動画モードで撮りましたよ。
15分くらいの動画を1,000円でフェチ系の販売サイトで売り出してみたところ、結果は1ヶ月で10万円ほどの利益になりました。
元手0から10万円の価値を生んだのです。これが強烈な成功体験となって、長年くすぶっていた承認欲求が満たされ、すっかり中毒になってしまいましたね。
これがのちのち年商1億1千万円をたたき出した記念すべき自分の処女作品です。
モデル募集はどのように行っているのですか
その成功体験があって本格的に撮ってみようと思い立ち、彼女に内緒でいろいろな出会い系サイトでモデルを募集しました。もちろん今も出会い系サイトがメインです。
売上金を全部再投資して、彼女に内緒でひたすら撮りまくりました。
3年前は今よりも投稿者が全然少なくて、正直独走状態でしたね。冴えないニートからの逆転劇は、その第一作目は意外過ぎるほどにシンプルなものでしたが、ほんのちょっとしたきっかけで本当に人生は劇的に変わるのだと知りました。
ちなみに彼女にはすぐバレて別れしまい、今は一人で寂しいものです。仕事でいくらたくさんの女の子とセックスできるからといっても、まさかモデルの子と真剣に付き合えるわけでもないし、ましてや結婚なんてできるわけないですからね。
確かにお金は欲しいものは何でも買えるくらい稼ぎましたけど、出会う女性はみんな「商品」ですから寂しいものですよ。
応募してくるモデルはどんな子が多いですか
最近は新型コロナの影響があって少し変化がありますが、それでも一番多いのが学生ですね。女子大生や専門学校生で、みんなバイト代だけじゃきついって嘆いていますよ。
それからコスプレイヤーも多いですね。衣装代が結構馬鹿にならないみたいです。
変り種だと元AV女優や現役のAV女優が事務所に内緒で応募してくるケースもありますし、風俗嬢からの応募もあります。
以前、僕が撮った子がいつの間にかAV女優としてデビューしていたなんていう逆パターンもありましたね。
FC2の販売者仲間からプロダクションを紹介してもらって企画女優を何人か使ったこともありますが、モデル料は本番アリで5時間10万円くらいでした。
それならばフリーで応募してくる(元)AV女優のほうが事務所からの制約ない分だけ使い勝手が良いので、今はプロダクションを使わなくなりました。
FC2で使っているアカウント名でTwitterでも情報発信しているのですが、その長年の実績と信用があるせいか、素人の女の子でも安心して応募してくるようになっていますので、今はあまりモデル募集では苦労はしていないです。
それに最近の商業AVのモデルさんを見ても分かるように、とても可愛い子が多いですよね。それに比例して、個人AVに応募してくる学生さん達も年々可愛い子が増えているという印象を受けます。
やっぱり新型コロナの影響でお金の問題を抱えている人が多いのか、昔ならAVとは全く無縁だったような容姿的にハイレベルの女の子がお金を得るためにやむを得ず体を張らざるを得ないって感じでしょうか。
風俗だと気軽には足を踏み入れられないけれど、1回や2回だけのスポット的なAV出演なら、顔バレさえしなければある意味、気軽にお金が稼げるという感覚なのでしょうね。
モデル募集に際して注意することは
まずは身長・体重・年齢・撮影希望のエリアを聴取して事前に写メはもらうようにしています。結局は女の子は容姿が命ですから、僕が設定した基準以下の子は容赦なく切ります。
それと最も重要なのは年齢ですね。18歳未満はご法度ですから、顔写真付きの身分証を持っていない子は絶対に採用しません。
本当は18歳未満こそ一番需要が高いんですけど、捕まったら元も子もないですからね。
撮影はほとんどラブホテルですから、基本的には女の子が希望する場所に合わせて僕が出向いて撮影します。
事前にそのエリアのホテルを調査するのですが、ポイントで一番大事なのは部屋の明るさですね。僕の場合は商業AVと違って照明を使いませんので、部屋が暗すぎると厳しいのです。
次に部屋の広さやフリータイムの有無や値段などを総合的に判断するのですが、稀に自宅に呼ぶこともありますよ。
自宅の場合はホテル代が5,000円から1万円ほど浮きますので、その分をモデル代に上乗せしてあげるっていうと結構自宅まで来てくれる子も多いです。
さすがに初対面の子は難しいですが、リピーターなら信頼関係が出来ているからほぼ確実ですね。
僕としては移動の手段が省けるし、機材を運ばなくていいし、自分の部屋というシチュエーションから本当の恋人とのプライベートなセックスという雰囲気に興奮することが出来るのでいいことづくめです。
ギャラについては、僕の場合はゴム本番までできる子で一律5万円ですね。撮影時間はだいたい3時間ほどなので、時給換算だと1.5万円強といったところです。
それに加え、生ハメは1万円プラス。中出しはさらにプラス1万円。
本番ナシというシナリオもあるので、その場合はフェラ抜きオナニー玩具責めなどいろいろなプレイをやりまくって3時間3万円という感じです。
もちろん販売することはしっかり伝えてありますよ。ネット販売のみだから、DVDになって店頭に並ぶような身バレの危険性は極めて低いという説明はちゃんとしています。
ただし100%バレないとは口が裂けても言いません。もしもの場合はこちらが悪者になる可能性がありますからね。
撮影当日は同意書にもサインしてもらいますし、身分証の写真も撮らせてもらいます。
素人が撮影したエロ動画はなぜ売れると思いますか
そもそも商業AVというのは、AV女優を綺麗に撮ってたくさん売るのが目的だと思うんですよね。
対するFC2に代表される販売委託サイトに並んでいる商品というのは、素人が投稿することによって商品を提供する場をみんなで作っていくという感覚です。
例えるならば、「商業誌」と「同人誌」の関係に似ていますね。つまり一般書店で売るかコミケで売るか…みたいな。
僕たちがやっているのは、そんな二次元エロの動画版というわけです。
だから僕の商品も素人の手作り感覚満載の仕上がりですよ。もちろん手を抜いているわけじゃないんですが、アングルが甘かったり逆光になっていたりカット割りがなかったりなど、商業 AVでは考えられないような稚拙さがあります。
けれど、だから売れるんです。
それは決して下手なほうが良いっていう意味ではなくて、素人が趣味の延長で撮るというドキュメンタリー性がウケるんです。
昔ビデオデッキが普及し始めた頃、アングラ臭漂う裏ビデオのなかに、まるで女優とは思えないような素人ブサイク女性を撮ったガチの個人撮影モノが混ざっていることがありましたよね。
技術は劣るけれど、撮影者が本気で楽しんで撮っている熱感がそこにはあったと思うのです。だから感情移入しやすいんです。
エロ本によくある読者投稿写真コーナーのノリです。あれって女性がイマイチなのに、なぜか親近感が湧いて妙な興奮を覚えますよね。被写体の女性と撮影者との関係性とか、映像化できない独特の雰囲気があるので興奮度が高いです。
それに、最近はユーチューバーが人気ですよね。素人である個人が活躍する時代が本格化してきている証拠です。撮影機材も安くなり、ネットを介せば誰でも簡単に発信者になれる素人市場の拡大はまだまだ止まらないと思いますよ。
新参者の僕がプロの真似をしても埋もれるだけですから、素人は素人であることが最大の強みなんです。
メルマガだったかブログ記事だったか忘れましたが、かつて磯金さんは「商業AVは素人AVの雰囲気をマネし始め、素人AVは限りなく商業AVのマネをし始めた」と、最近の業界に皮肉を込めた発言をされていましたが、それには僕もとても共感しました。
その影響でメルマガの購読を続けていたようなものです。
これから始める人たちへのアドバイスをお願いします
デジタルコンテンツは本当にいいものです。
一度作ってしまえば一生モノの財産になりますから。
販売委託サイトへは出品料も維持費もかからず、売れた分に対する手数料だけですから、放っておくだけで利益を生み出し続けます。
いわゆる不労所得です。仮に不動産投資で家賃収入を得ようとすれば1千万円単位の初期コストがかかるし、空室や地震や入居者とのトラブルといったリスクが常につきまといます。
それでいて実質利回りがせいぜい5%程度でも優秀なレベルだと言われています。しかしエロ動画の場合、自分の欲望や性癖をぶつけて作品にしさえすれば、作品にかかった投資などよほど失敗さえしなければ時間はかかっても確実に投資したお金は回収することが出来ます。
世の中のほぼ全ての男性はAVを観たことがあるでしょう。個人個人、それぞれ好きなジャンルがあるはずですから、たとえ下手でもいいんです。大事なのは熱意だと思います。
同じ趣味・嗜好を持つ者同士であれば、情熱は必ず伝わります。
僕の今までの最高のヒット作は、手数料を引いた後で約1,200万円です。売り上げ本数にしてざっと6,500本ほどですが、その作品にかかった制作費はたったの5万円です。
これは初期の作品ですが、今なお細々と売れ続けているので、最終的には2,000万円達成も不可能ではなくなってきています。投資効果として実に400倍もの数字は、どこぞの芸能人が万馬券を出した時ぐらいしかお目にかかったことはありません。
ちなみに、僕は今までの作品のなかで赤字は一度たりとも出していません。さすがに1,200万円という場外ホームランを連発するのは至難の技ですが、100万円程度のシングルヒットなら年に何回も出ます。
デジタルコンテンツとインターネットの組み合わせは優秀なビジネスモデルだとホリエモンは言っていました。
(1)利益率が高い
(2)少ない資本で始められる
(3)在庫を持たない
好きなエロが仕事になるんだからこんな無敵な商売はないですよね。
小売店に陳列される商業AVだとこうはいきません。DVDは生産コストがかかります。流通に乗せるためには最低ロット分は制作しなければいけないので、すぐに在庫リスクが発生します。
売れたら売れたで、今度は在庫切れリスクが発生し、増産しても全て売れるとは限りません。
しかも店舗の数は決まっているので、数ヶ月で新作と入れ替わってしまうというリスクもあります。
ところがデジタルコンテンツであれば、それらの悩みはすべて解消されるのです。
「案ずるより産むが易し」とは良く言ったものです。
この商売を始める前、僕はまさかこんな結果になるとは想像もしていませんでした。
もしあなたが自作AVの販売をしようかどうか迷っているなら、一日も早く始めたほうがいいと思います。
かつての僕がそうだったように、手持ちのスマホ1台だけでも始めることは可能なのですから。
最後に
このインタビューは会談のごく一部ですが、2時間のお話のなかで今後の素人AV業界にとってとても有意義な話題がテンコ盛りの内容だったと思います。
彼と一緒に、ある企画で新規事業を始めようかという話も出てきました。もちろんAV関連の事業です。
何といっても、彼には最盛期に年商1億1千万円という実績があります。
個人事業を起こして商売を継続するにあたり、売り上げを伸ばしていく過程には目に見えない「壁」というものが存在するそうです。
それは1千万円だったり、5千万円だったり、さらには1億円だったります。
わたしの場合はエロ動画会員制サイトで年商1千万円を突破した事実はありますが、残念ながら5千万円の壁を越えた経験はありません。(※無料レポートに確定申告書の画像を掲載しています)
ですが彼には1億円を超えたという実績が既にあるのです。
したがって彼にとって1億円という売り上げ金額は、もはや壁でもプレッシャーでもなく、超えて当たり前という感覚で商売が出来るはず。これはとてつもないメリットとなるでしょう。
さてここでお知らせです。
今回の対談を記念して、これから新しく個人AV販売をスタートしようと決心したあなたにプレゼント企画があります。
詳細はメルマガにてお伝えしますので、まだメルマガを開いていない場合はメールボックスをチェックしてください。
もしまだメルマガを購読していない場合は、こちらから無料レポートを請求してください。
来年こそはぜひ良い一年にしてみせましょう。