本記事のタイトルの件ですが、
言ってしまえばそうなって当然で、これまでにも忘れた頃に一人・二人とマスコミの小さな記事になっていることですが、今回は珍しく一度に7人もの逮捕者が出たということであえて記事にしてみました。
既にネット上ではかなりの騒ぎになっているようなので、現在進行形でFC2で活動している人やこれから販売を始めようと計画している人のなかには動揺している人がいるかもしれません。
ですが、この業界で”真っ当”にやっている人にとってはほぼ無関係な話なので心配することはないですよ。
確認のため、まずはニュースを見てみましょうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b67d4a63ff1cffc80f8980c2b1254827de5c040e
ニュース記事は短期間でリンク切れになるので、以下に記事の冒頭部分を抜粋しておきます。
19日までに、海外サイト「FC2」で無修正のわいせつ動画を販売したとして、警視庁などは男7人を逮捕した。逮捕者の中には、海上自衛官や産業技術総合研究所(産総研)の主任研究員なども含まれており、合計で約4億7000万円を売り上げていたとみられる。捜査関係者は「FC2は無法地帯となっている」として徹底的に取り締まる姿勢をみせる。
ランキングの上位者は法律違反とわかりながら荒稼ぎをしている。海外にサーバーがあるのをいいことに、FC2は無法地帯となっていて、警察としても県を超えての取り締まりが必要だと判断した。警視庁でもサイバー犯罪対策課、保安課などが連携して徹底的にやっていく
ネット検索すると関連記事が多数ヒットしますが、それらを読んでみると分かるとおり、逮捕容疑はいずれも「わいせつ動画を販売した」というものです。
FC2販売者が多数参加している某巨大掲示版の書き込みを読んでみると、今回の事件に関連した様々な憶測が飛び交っているようですが、逮捕された原因として判明していることは「わいせつ動画を販売した」ということだけであって、その他の要因をあれこれ推測しても全く意味はありません。
仮にあなたも動揺している人のなかの一人だったとしても、無修正動画を販売していないのであれば心配することはないですよ。
また、FC2の存続問題や将来的な販売ルートなどについての懸念もやがて払拭できると思います。
重要なことは局部にモザイク処理をすること
前述の巨大掲示板を眺めていて初めて知ったのですが、無修正動画を販売しても捕まらない方法の指南をウリにしているAVコンサルタントがいるという情報があってとても驚いています。
違法行為を指南してお金を取るっていう神経も疑いますが、指南といってもそれは単なる”運”の問題であって、違法行為を継続していれば捕まるリスクが高まることは今回の事件を見るまでもなく当たり前のことです。
良くも悪くも世界に冠たる「AV大国ニッポン」には、合法的AV業界というれっきとした巨大なマーケットが存在します。
しかもそのマーケットは国家権力から、なかば公認されていると言っても過言ではありません。その最も分かりやすい例として、AV関連業界団体には警察官僚が天下りしていることは周知の事実となっています。
ただ過去に一度だけ、業界レベルのモザイク濃度について事件になったことはありましたが、現在は処理が必要な個所には業界レベルのモザイク処理さえしていれば挙げられることはまずないでしょう。
通報するという脅迫やサポートするという勧誘にご注意
今回の事件に関連し、「金を払わなければわいせつ動画の販売事実を通報する」という脅迫や「今後もFC2で安心して販売するためのサポートをする」といった勧誘文が、動画のコメント欄に書き込まれたという情報を当方に複数の関係者からいただいています。
わざわざお金を払って動画を購入してまで勧誘するのですから、本当にご苦労さまなことですね。
その勧誘文には「当サービスにより、本来であれば起訴されることが確定していましたが、それを回避することが出来た販売者様も複数おられます」という文言があるのですが、起訴前ならまだしも「確定された起訴を回避する」ということは、国家権力に介入できると言っているに等しく、普通に考えて有り得ないでしょ?
ほぼ詐欺が確定ですから、すでに販売者となっているあなたは、この手の勧誘にはくれぐれもご注意ください。
なお今回の事件に関し、メルマガではもう少し突っ込んだ内容をお届けしようと思います。
現在執筆中につき少々お待ちくださいね。