ダメなアプローチメールに対する返信率は驚くほど低い
プロフィール検索でターゲットの女性を選びアプローチメールを送っても、相手が読んでくれる確率は20%程度だと思ってください。10通出してもせいぜい2通ぐらいしか読んでもらえないのです。
さらに、返事がもらえるのは読まれたメールのうちの5通に1通ぐらいです。つまりアプローチメールを50通ほど送ってやっと1通の返事がもらえるという確率です。
ところが、返事が来ればまだいいほうで、アプローチメールの内容がダメだと全く返事が来ないということもあります。
実際、オフ会で他の男性に話を聞いたところ「返事は0です。全敗です」という人が何人かいたほどです。私の場合は20通アプローチを出せば1通は返事が来るという感じでした。もちろんそのためにアプローチメールの内容にずいぶん腐心したのは言うまでもありません。
アプローチメールに対する返信率を上げる方法
女性のプロフィール欄には「コピペのメールはお断り」と書いている人が見受けられるのですが、このことから多くの男性がコピペ文章を送っている様子が分かります。
気持ちは分かりますよ。何しろ、やる時は一挙に50通も出す男性側からすれば、さすがにある程度の部分は「コピペ」で書かざるを得ませんから。
しかし、同じ文章をそのまま大勢に送るのはNGです。なぜなら、読み手である女性には、その文面がコピペであることが手に取るように分かるからです。
コピペではない文章というものは、相手女性のプロフィールから読み取れるオリジナルな文言が必ず盛り込まれるものです。しかしコピペ文章はそうではありません。メール文を真剣に考えれば、どうしてもオリジナルな文言が含まれるのが普通なのです。
ですから、メール文を作る場合はコピペの部分とオリジナルな部分を上手に使い分けるのがコツとなります。例えば、先ずはオリジナルの文章から入り、途中からはコピペの文章、最後の締めでもう1回オリジナルのコメントを入れれば「コピペの文章だから」という理由で捨てられることはありません。
次に使い分けについてですが、コピペ部分のメールは主に自己紹介の部分です。これはメールごとに変わりようがないのでコピペで十分です。気を付けなくてはいけないのは、「プロフィール」に書いた「自己紹介」と内容や言い回しが違うことです。
もし同じようなものになるのが嫌なら、「自己紹介はプロフィールをご覧ください」とか「ここから先はプロフィールからコピペします。」と宣言してしまうのもひとつの方法です。
そうすれば他の文章はオリジナルなんだと思ってくれますし、そういう「正直さ」も逆にアピールポイントになる可能性がありますね。
プロフィールから相手を分析し、相手独自な文言を考える
その相手に対しオリジナルな文章を書くには、なるべく相手女性のプロフィール欄や日記から多くのことを読み取り、その女性がどんな男性を求めているのかを分析して、自分がそれにどれほど当てはまるかなどのアピールポイントをいくつか考えましょう。
基本的には「押しが強い」ぐらいのスタンスでちょうどいいと思います。自慢話ばかりでは困りますが、後ろ向きなことはあまり書かなくていいです。
例えば相手が「車で動ける人がいい」と書いてあるとします。しかし自分は車で動くのが難しいという場合、「普段は電車通勤なのであまり車で動くことは少ないですが、フットワークは軽いほうです。たまにはレンタカーを利用してドライブなど楽しいデートがしたいですね」といった具合に、常に前向きな態度が必要です。
仮に相手の住所が少し遠かったとしても「電車で行けば1時間以内ですから、そのぐらいなら十分会いに行けますよ」というふうに、「あなたの条件に合わせますよ」というアピールをすると良いです。
もし日記を書いている女性であれば、必ず日記も読んでおきましょう。その中から心に残ったことを書くだけでも「ああ、この人はちゃんとわたしのことを見てくれてる人なんだな」という印象を与えることができます。
それから、タイムリーな話題も盛り込むといいですね。アプローチメールはあまり長過ぎても短か過ぎてもだめです。だいたい400文字から500文字ぐらいでまとめるのがいいでしょう。
女性の心に響くメール文の実例をご紹介します
下記の文面は少し内容を変えていますが、いつもこんな感じで、最初に時事ネタ・女性の趣味や興味のあることに触れる・自己アピール・自己紹介・締め、と、こんな感じで書いていました。
本当はもっと相手女性の個人的な部分に触れる記述が多くてもいいのですが、メールをたくさん出すことを前提に考えると、一人ひとりに対してあまり気合いを入れてもどうなのかと思います。
アプローチメールは数打てば当たるのか?
実は、女性のプロフィールをじっくり見たからといって相手のことはほとんど解らないのが現実です。その少ない情報から相手を選んでメールを送るとなると、あまりたくさんの選択肢はないでしょう。
仮に出会い系サイトの中では大きなサイトであっても、女性の数は選び放題といえるほど多くはありません。とりあえず、住所やその他の条件に合うと思ったらメールを送ってみるという感じです。
管理人の場合、1日に30通以上は送ったことがありますし、平均すれば1日10通は送っていたと思います。やはり『数』打てば返事をもらえる確率が増えるのは事実です。
アプローチメールを送って3日以内に返事がなければ、まず返事は来ないと思ってください。来る時はほとんどが当日か翌日です。
アプローチメールへの返事が来た場合、『すぐ返す』のが基本です。もしタイミング的に忙しい場合は「お返事ありがとうございます。すみません、いまちょっと手が離せないので、今夜必ずちゃんとお返事しますので、待っててください』といったメールは必ず入れましょう。
なぜなら、女性はとても自分本位な生き物だからです。自分はすぐ返さないくせに、相手からの返事が遅いと気分を害してしまうのです。
一旦嫌われてしまうといくらメールを送っても無視されます。ですが、決して落ち込まないでください。それは出会い系サイトではごくごく日常の風景ですから。
さて最後に、これはとても重要ですから繰り返しておきます。
アプローチメールは、いくら数を打たなくてはならないからといって、相手のプロフィールや日記などをよく読まず、手当り次第に『コピペメール』を送っても無駄です。
以前も述べたように、出会い系サイトの女性はコピペメールにうんざりしているのです。ですから、必ずオリジナルの文章に見えるように、相手のプロフィールから話題を拾って書き込むようにしましょう。
いかに相手オンリーに見せられるかが、返事をもらえる確率を上げるポイントになります。
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