
FC2コンマにおける適法AVは衰退の一途へ
この記事は、これから個撮AV業界(同人AV)に新規参入しようと情報収集されている方にはタイムリーな内容になっているかと思います。
またすでに「FC2コンテンツマーケット・アダルト」に出品しており、思うように採算が取れていない方には、今後の方針転換にも役立つのではないでしょうか。
わたしはこのようなサイトを長年運営し、またコンサル等も行なっている関係から「FC2コンテンツマーケット・アダルト」をはじめとしたアダルトコンテンツの販売ポータルサイトを定期的に観察してきました。
そんななか、この事はすでに2年くらい前から予測していたことなのですが、そろそろハッキリ現実を認識しなければならない時期が来たなと思い、こうして久しぶりに記事を更新することにしました。
結論から先に言うと、「FC2コンテンツマーケット・アダルト」での適法な個撮AVブームは完全に終わったということです。
つまりはモザイク処理をしたハメ撮り作品は、出品するだけ無駄だという意味です。
そのような作品は、もはや初心者にとって制作費用を回収するのはとても困難でしょう。
無修正天国の「FC2コンテンツマーケット・アダルト」
その一方で、無修正動画の販売者にとってはまさに天国ともいうべき環境が整いました。
その理由は後ほど述べますが、当局がFC2の存在を容認している限り、ここはほぼ無修正志向の顧客からのアクセスしかなくなると思われます。
現在はかろうじて一部の商業AV関係者、または既に販売実績やフォロワーを持っている適正AV販売者はランキングに入っている状況ですが、新規参入組はよほど顧客の嗜好に刺さるような作品でも生まない限り生き残っていくのは至難の業です。
この事は「FC2コンテンツマーケット・アダルト」のランキングを眺めれば一目瞭然ですので紹介しておきます。
以下は6月第4週の「FC2コンテンツマーケット・アダルト」の人気販売者ランキングのキャプチャーです。
アカウントのプロフィール画像に★マークを記してあるのが「藻アリ」の販売者です。





ランキングの6割以上が無修正販売者という事実
上記の画像で確認すると、「FC2コンテンツマーケット・アダルト」の人気販売者ランキング100位のうち、「藻アリ」を確認できたアカウントは「36」ありました。
それ以外の60以上のアカウントは無修正の作品を販売しています。
ほんの4~5年前までは「無修正 vs モザイク」の販売者比率は半々くらいだったのですが、現在は圧倒的に無修正販売者の方が多い状況となってしまっています。
ご覧の通り、「藻アリのアカウント」はかろうじてランキングの下位に集中しているのがお分かりかと思いますが、彼らはこれまで数年頑張って来た結果として多数のフォロワーを抱えている販売者、または商業AVメーカーの作品のようなアカウントばかりです。
どこで誰がどんな作品を売ろうが勝手ではありますが、個撮AVをこよなく愛するわたしとしては、「商業AVがFC2にまで進出するなよ」と以前から苦々しく思っていたところではあります。
さて、ランキング100位の月間売上金額はおおよそ70万円から80万円程度と言われているところですが、そこからFC2アダルトの手数料30%が天引きされ、さらに現金化するための経費諸々を勘案すると手元に入って来るのはおおよそ45万円程度と考えられます。
一般的に個撮AVの制作経費はモデル代を含め粗利の50%程度が目安ですので、ランキング100位にギリギリ入ったとしてもせいぜい20数万円程度の実入りです。
人気販売者ランキングは100位までしか表示されておりませんが、仮に200位まであったとして、その売り上げは果たしてどれくらいあるでしょうか。
あくまで想像ですが、おそらく30万円にも満たないと思います。
モデル代が掛からない、例えば自分の彼女やセフレをモデルにしているような販売者を除き、ランキング200位では制作費用も回収できず、もはや趣味や道楽でやっているとしか考えられないのが現状と言えるでしょう。
「FC2コンマ・アダルト」はなぜ無修正だらけになったのか

あなたも不思議に思っていらっしゃることと思いますが、これまで何人もの逮捕者が出ているなか、「FC2コンマ・アダルト」はなぜ無修正アカウントだらけになってしまったのでしょう。
理由は色々あるにせよ、最も大きな要因は「AV新法」が施行されたからだと考えられています。
2022年6月23日にいわゆる「AV新法」が施行されました。
これによりAV出演者は、ある作品の出演に関して契約書を締結しなければならず、ギャラを手に出来るのは契約日より1ヵ月を経過した実際の撮影終了後になってしまいました。
つまり出演契約しても現金が手に入るのは最低でも1ヵ月以上先になってしまうというわけです。
これは女性を守る観点から盛り込まれた制約で、AV出演について本人に冷静に考えてもらうための、いわば「クーリング・オフ」的な措置です。
ところがこのような若者の半分が貧困に陥っている時代ですから、月末の携帯代やクレジット引き落とし等の生活に困窮しており、そんな悠長なことはやってられないという人も多いと考えられます。
そんな流れでギャラが即金で支払われる「同人AV」に飛び込んで行く人が多くなっているというのは実態のようです。
事実、わたしのコンサル生の間でも「モデルが見つからない」という相談はここ数年ほとんど無くなりました。
「質」さえ問わなければ、いとも簡単にモデルは見つかります。
法律上では「即時撮影」はもちろん違法ではありますが、AV新法にはそれに対する罰則規定がないため、無修正同人AV撮影者は面接したその場で撮影する人がほとんどです。
一方の商業AV業界においては、業界での申し合わせにより「1ヵ月規定」がしっかり守られているわけですが、逆にそれがアダとなっていて、プロのAV女優までもが無修正の同人AVに出演してしまっているという皮肉な現象が起きています。
さて本題に戻ります。
AV好きな世の男性の中には、「無修正派」と「モザイク派」が存在するのは紛れもない事実です。
他方、モデルに対する好みに関して言えば「女優派」と「素人派」も存在するでしょう。
これらの要素の組み合わせで言えば、「FC2コンテンツマーケット・アダルト」の無修正作品というのは、「無修正派」であり「素人派」の顧客層にとっては本当に有難い存在となっています。
ランキング10位以内のアカウントは、おそらく年間数億円の売り上げが推定されるほどです。
従って無修正作品に出演する女性のギャラもそれ相応に吊り上がり、顔出し作品で推定1本20万円以上なのだとか。
先ほど述べたように、最近では事務所にギャラの半分を持っていかれるのを嫌い、フリーのAV女優までもが同人AVに出演する始末です。
二つ目の理由としては、それはネットで無修正映像が自由に閲覧可能なこの時代において、そもそも定義が曖昧な「わいせつ」容疑で検挙するのは時代錯誤なのではないか、というムードが当局界隈にも漂っているという点です。(注;これはあくまで関係者の憶測発言であってその証拠はありません)
「わいせつの定義」についてはわたしも含め誰もが理不尽に思っていたわけですが、刑法には「無修正はアウト」「モザイクはセーフ」などという定義はありません。
刑法における「わいせつ」とは、性欲を刺激したり羞恥心を害する行為を指しますが、では性器にモザイクがあれば性欲を刺激しないのですか?
そんなことはありませんよね。
「わいせつ」か「わいせつ」ではないか、いったい誰のモノサシで決まるのでしょうか。
そもそも人類みな「性欲を刺激した」から生まれてきたわけではありませんか。
話は逸れてしまいましたが、ここ数年のFC2における無修正アカウントの検挙理由を見てみました。
するといずれも下記のようなモデルとのトラブルがその主な原因となっています。
- ギャラ未払い
- 顔出しされた
- 無修正で販売された
- 契約書不交付
モデルからのこのような相談や被害届けに対して、当局はオマケで無修正映像を製造・保持・頒布したというのが「容疑」に加わっている形です。
これらのことから、現在の無修正販売者で長く運営している人達のモデル対策はおそらく万全でしょう。
絶対にクレームが出ないようにモデルを大切にしているはずです。
以上の理由から、余程のおバカさんでもない限り、「FC2コンテンツマーケット・アダルト」の上位に君臨している販売者たちが検挙される可能性はとても低いと考えられます。
三つ目は、FC2内に「無修正村」が形成されていることです。
プラットフォーム自体が無修正販売者を優遇しているからこそ、上記のようなランキング順位になっているわけです。
これはどんなコンテンツ販売プラットフォームでも同様に言えることですが、販売者に対する「優遇」「冷遇」は普通に有りますし、有って当然です。
いくらネット上のページは無尽蔵とは言えど、見込み客に見てもらえるページは無限ではありません。
FC2に買いに来ている人はゆっくり100ページも探しているわけではなく、好みに合いそうな作品を探すページは限定されるため、購入率の高い作品を優先的に多くの人に見せるのは商売のセオリーです。
なので可愛い子の無修正作品の露出機会が増えるのは当たり前です。
また「優遇」「冷遇」は、新規作品の登録の場でも起きています。
新しい作品をFC2にアップしたのち、「審査」という壁があります。(アップする時間が長時間だったり、途中でエラーになったりする壁もあります)
その結果、「保留」になっていつまでも公開されなかったり、審査に落ちてしまいます。
仮にわたしがプラットフォームの経営に携わっているとすれば、初期の頃はとにかく登録作品数を増やすことが重要ですから当然審査は緩くするでしょう。
しかしこれだけ巨大になってしまった現状では、「売れない」と思われる作品の新規登録は迷惑以外の何物でもありません。
いくら売れない作品でも、それを商品としてサイト上に維持するためにはその分のサーバースペース(運営コスト)が必要です。
FC2側が歓迎するような作品を制作しなければ相手にされないということです。
自分の作品が公開されずに悩んでいる方はこれで納得していただけますね。
このような現状から、コンマにおいては無修正同人AVが無くなる気配はありません。
「モザイク派」「素人派」の今後の方向性について

さて以上の流れから、この2年以内で「モザイク派」「素人(モデル)派」向けの作品は「FC2コンテンツマーケット・アダルト」から撤退する傾向が顕著に現れています。
だからといって個撮AVを制作する人が減ったという訳ではありません。
実は逆です。
活動する場や作品コンセプトを変えて新規参入する人は増えているのです。
『一体どこで活動しているの?』
と問われると、その答えは「ファンクラブサイト」です。
主なアダルト映像系ファンクラブサイトは以下のとおりです。
【国内サイト】
【海外サイト】
「FC2コンマ・アダルト」に見切りをつけた人達の受け皿となっているのがファンクラブサイトであることは間違いありません。
えむゆみカップルの話題が契機に
アダルトで稼ぐことに多少でもご興味をお持ちの方であればご存じかもしれませんが、ファンクラブサイトに注目が集まったのは「えむゆみカップル」がマスコミに取り上げられたことが大きいと思います。
「えむゆみカップル」についての詳細は下記の文春の記事を参照してください。
“アダルト動画配信”で貧乏から大脱出! 月収4000万の20代「えむゆみカップル」誕生秘話「裸を見せるのに抵抗はありませんでした」 | 文春オンライン
それまでの個撮AV界隈では、「特定のモデル1人だけ」で大金を稼げるという意識はあまりなかったように思いますが、このニュースで大勢の認識は変化したと思います。
ただし、「えむゆみカップル」が主戦場としていた「ポルノハブ」は日本語に対応していないため、平均的な日本人にとっては取っ付きにくいのが難点となっていました。
そこで浮上したのが「myfans」を筆頭とする日本のファンクラブサイトという流れです。
ファンクラブサイトと「推し文化」の深い関係
インターネットの普及とSNSの浸透によって、「推し活(=推しを応援する活動)」はかつてないほど多様化しています。
そしてその流れの中で注目を集めているのが、「MyFans」や「Fanthia」「OnlyFans」などに代表されるファンクラブ型サイトです。
これらのアダルト系プラットフォームは、単なるコンテンツ販売を超えて、まさに“推しとの繋がり”を体験できる場として進化していると感じています。
ここで重要なポイントは「距離感」ですね。
SNS時代のファンは「手の届かないアイドル」ではなく「手の届きそうな推し」に惹かれます。
X(Twitter)でDMで会話ができたり、自分のリクエストに応えてもらえたり、限定コンテンツを通じて「自分だけが見られる体験がある」
そんなリアルな繋がりを感じられる環境こそが、ファンクラブサイトの最大の魅力です。
これは「FC2コンテンツマーケット・アダルト」では絶対に実現できなかったことですね。
MyFansで活動するクリエイターの多くは一般人や副業レベルの素人、あるいはパートナーとのカップル投稿者などです。
芸能人でなくても「推される存在」になれるという点では推し文化とファンクラブ型収益モデルは非常に相性が良いと思われます。
「推しに稼いでほしい」というファン心理
さらにファンクラブサイトでは「推しにちゃんと稼いでもらいたい」「好きな人が好きなことをして暮らしていることが嬉しい」という価値観が広がっています。
単なる消費者としてのファンではなく、共に活動を支える存在という立場で関わる人が増えているわけです。
当時わたしが運営していたハメ撮り動画配信サイトでもモデルの人気投票を行なっていましたが、当時のサブスク会員にしてみれば自分のお気に入りのモデルは是が非でもランキング上位になってほしいのがファン心理というものだったのでしょう。
こうした意識の変化によってファンクラブサイトでの課金行動も「自己満足」や「見返り」ではなく、「推しが活躍を続けられるための投資」という前向きな意味合いを持つようになっています。
MyFansで成功するための基本戦略

これからmyfansに参入するに当たっての最初の作業は「ターゲットを明確にする(誰に売るか)」が重要です。
例としては、
- 「顔出しなしでセクシーな人妻風」→ 既婚者フェチ層
- 「彼氏とラブラブカップルの日常」→ カップル動画好き
- 「素人風OLが仕事帰りに…」→ リアル志向なユーザー
例えニッチでも、「刺さる層」がいればOKです。
これはわたしがAVコンサルを始めた当初、かれこれ15年も前から口を酸っぱくして言っていますが、アダルトカテゴリは超巨大なマーケットなので、特に初心者のうちは大衆向けのコンテンツを作るよりも何らかのフェチに絞って尖った内容のほうがファンが濃くなる傾向にあります。
そして次に重要なのがモデルさんですね。
フェチ系のコンテンツでは、特にモデルの顔はさほど重要視されない傾向にあることは間違いありません。
ですが顔は良いに越したことはないのもまた事実です。
「巨乳好き」にとって、「可愛い巨乳」とアニメ・ワンピースの「スイトピー」だったら、前者のほうが良いに決まっています。
しかし可愛い子ほどギャラが高くなるのは世の習いというものです。
それにいくら個撮AVに出演する女の子が増えたとはいえ、「顔出しOK」となると対象者の数はグッと狭まるでしょう。
現にFC2コンマの無修正に出演しているモデルでさえその半数以上はマスクをしています。
(※お客さんは「マスク美人」に対して食傷気味になっています。しかも新型コロナの影響で、「マスク美人は実はブサイクな女性がほとんど」であることが刷り込まれてしまっています)
「ディープフェイク美女」で夢を売る
現在、myfansの「顔出しランキング」の上位を占めている多くのアカウントがAIによる「ディープフェイク」を活用しています。
ディープフェイクについては過去記事でも触れていますので、よろしければ下記をお読みいただければ幸いです。
生成AIによってモデルの顔が盛られる時代になりました - ディープフェイク –
わたしのコンサル生でも数人がmyfansでディープフェイク美女アカウントを運営しており、その中でも最も成功している方の月間売上は、3アカウント運用での合計が700万円を超えています。
映像に素顔を出していない3人のモデルさんの毎月の手取り分は、低い子でも90万円、最も人気のある子で160万円を超えているとのことで、彼女達の作品作りに対する意欲は益々高まっているとのことでした。
彼女達にしてみれば1本の作品に出演してポッキリ○○万円よりも頑張れば頑張っただけ収入に反映されるので、同じ出演するにしても張り合いがあるというものですからその心境は理解できます。
しかも下記のようなメリットがあるのです。
- 素顔がバレないので安心して出演できる
- 同じ制作者との信頼関係が築けるので安心
- 作品を作らない月があっても継続収入が得られる
- コメントやメール等を通じて自分のファンの存在を実感できる
- キャラを変えれば別人として複数アカウントの運営も可能
「ディープフェイク美女アカで80万円を達成したノウハウ」
わたしのコンサル生であるW氏が、3つのmyfansアカウントの運用で月間の売り上げが700万円を突破したのは前出のとおりです。
彼は本業がサラリーマンなので、現在の環境ではこれ以上アカウントを増やすのは時間的に不可能とのことですが、本人曰く「ほぼコツは掴んだ」とのことですので、将来的には脱サラも視野に入れ、ディープフェイクモデルのプロデュースを本業にすることを目指しているとのことです。
モデル募集に関しては、彼曰く、
・顔出しはしたくない
・顔は可愛くないけど身体になら自信がある
・インスタやTikTokで自撮りや踊ったりしているけどお金にならない
このような女の子を探してスカウトすると効率が良いそうですよ。
実は彼の経験を元にしたこのノウハウをわたしは電子書籍にまとめ、わたしのコンサル生のなかで希望者に実践していただきました。
その結果、FC2での売り上げが伸び悩んでいたがmyfansで安定して利益を出せるようになったというコンサル生が数名いらっしゃいます。
正直なところもちろん全員というわけにはいきませんが、少なくともFC2をメインに活動していた時よりは売上が伸びたという人ばかりなのは間違いありません。
そんなノウハウをあなたにもご紹介することにしました。
ご興味があれば下記のページでご確認されることをお勧めいたします。
↓↓↓
今注目の【myfans】で平凡なサラリーマンが月間700万円を売り上げたノウハウ



