その昔、わたしが運営していた「会員制エロ動画配信サイト」には「ミカ」と「マリ」という二枚看板の専属女優がいて、安定して会員数を維持していけたのは彼女達のおかげだというお話を以前の記事でご紹介しました。
ご興味がある方はコチラでお読みいただけます。
今回ご紹介するお話は、彼女達ほどの逸材ではありませんが、一定の固定ファンが付くほどのナイスボディを持った女の子との出会いのエピソードです。
彼女の登録名は「エリ」です。
いつもの出会い系サイト経由ではなく、とてもイレギュラーで珍しいケースなのであなたの参考にはならないと思いますが、ちょっとした暇つぶし用の読み物としてはいいかなと思いますので、よろしければお付き合いください。
今月は利息が払えそうにないので追加融資してもらえませんか?
『そんな相談をしてきた大層イイ女がいるんだけど興味ある?』
ある日の夜、サラリーマン時代の職場で一緒だった友人から電話が掛って来ました。
彼もわたしと時期を同じくして転職したクチで、その時は業界準大手のサラ金で融資係をしていました。
詳しく事情を聞いてみると、その女性は名前を聞けば誰でも知っているような大企業の、わたしが住んでいる地方支店に勤務しているOLで、一般女性の平均より収入はあるが、職場仲間との無理な交友が災いしてオーバーローン状態になっているのだとか。
クレジットカードのキャッシングはもちろんのこと、ついにはサラ金にまで手を伸ばし、そしてとうとうその月の利息分さえ払えなくなっているほどの窮状だというのです。
仮に利息を払えなくても窓口には相談に来てもらうことになっているから、そのタイミングに合わせて外で待ち伏せし、AVモデルとしてスカウトでもしてみたら?というわけです。
『彼女ならきっと人気がでるよ』と。
無論、彼はわたしの副業を知っていましたからね。
しかしまあ、今の時代にそれをやったら完全アウトですよ。
友人は「守秘義務違反」だし「個人情報保護法違反」でもあると思われます。
ところが当時は、大手のサラ金でさえ利息制限法なんて無視の悪徳営業の時代ですから、企業倫理どころか顧客情報漏洩すらも平気で行なうような時代だったようです。
とはいえ、結果的にはわたしのスカウトのおかげで彼のサラ金は彼女への融資をきっちり回収できたんですけどね(笑)
あの、ちょっとお話いいですか?
路上で女性に声を掛けるなんて社会人になってから経験はありませんでしたから多少の緊張感はありました。
どう話を切り出すか、どういう展開に持っていくか悩んだものです。
しかし、友人の「大層イイ女」というお言葉と「お金に切羽詰っている」という情報のおかげで、わたしには声を掛けるべきであるという「大義名分」というか使命感みたいな感覚がありました。
わたしが助け舟を出さなければ彼女には風俗でのアルバイトしか道が残されていないのでは?・・・みたいな屁理屈です。
(わたしがやっていることはもしかすると風俗以下かもしれませんが、そこは棚に上げて)
で当日午後6時過ぎ、彼女がサラ金店舗から出て来るのをビルの前でじっと待ちましたよ。
彼女が店を出たあと友人から携帯に電話があり、服装などの特徴を教えてもらいました。
ついでに、もし今月の利息分が支払えなかった場合、「代わりに支払ってもらうよう親に督促する」と伝えて追い返したという情報もしっかり得ています。
初めて見る彼女は、スーツの上からも想像できるようなダイナマイトボディでした。
特に胸のあたりの盛り上がりが強烈です。
かなり緊張してきました。
『あの、ちょっとお話いいですか?』
『・・・』(完全無視)
あれれ?無視かよ、参ったな~
『すみませーん。実は全国誌向けモデル事務所のスカウトなんですが、少しお話だけでも聞いていただけませんか?謝礼もはずみますので!』
「謝礼」というキーワードが効いたのか、こちらに振り向き立ち止まる彼女。
『どういうことでしょうか?』
『実は某全国誌のグラビア特集で〇〇市の美女のような企画がありまして・・・』という嘘八百を並べるわたし。
『モデルってどんな?』
『もちろん衣装など着衣でもいいのですが、水着ならより多くのギャラが出ますし、それ以上もあります。詳しくはこれからお茶でも飲みながらいかがですか?お話を聞いていただけたら1万円の謝礼もご用意しておりますし』
おそらくこの「1万円の謝礼」が彼女にとって決定打となったに違いありませんが、とりあえずお茶に誘うことに成功しました。
何しろ1万円あれば怖いサラ金への当月分の利息にはお釣りがきますからね。
食事でもしながらもっと詳しいお話を
近くの喫茶店で今回のモデル企画について、「有る事、無い事」適当にしゃべっていられたのは永年セールスをやっていた賜物でしょう。
もちろん事前に出版業界や広告業界、モデル業界などについてネットで入念に調べ、予備知識を付けて本番に臨んだわけですが。
ただし喫茶店では業界の表面的な部分の説明だけで肝心の核心部分には触れませんでした。この後、お酒に付き合わせたかったからです。
モデル業界というのは、一見華やかだが対象となるのは10代の女の子だけで、そんな若い子でも売れるようになるにはプロとして育成してもらうためのレッスン料など多額の事前費用がかかる世界だという話を言って聞かせました。
当時すでに25歳だった彼女には当然ながら無縁の世界だと理解したようで、しだいに彼女の表情は曇るばかり。自分には関係のない話ばかりで、なかなか本題に入らないわたしに対して少しイラつき始めたようです。
結局は1万円の謝礼を受け取って話は終わるんだな・・・という雰囲気になったところで次のステップへ移行しました。
「謝礼」と書かれた封筒に入った1万円を渡しつつ、
『お腹も空いてきたので、もしこの後予定がなかったらご飯でも一緒にいかがですか?』
『そもそもまだ本題を説明していませんでしたしね』
当時、サラ金街は南方向に3分も歩けばススキノという立地で、魚介類が好きだという彼女をお気に入りのオホーツク直送の海鮮料理屋へご案内します。
豪勢な魚介盛りを肴に、好きな銘柄だという新潟の冷酒をグイグイ飲み続ける彼女。
かなりイケるクチですね。
本題の全国誌向けご当地モデル企画は単発だし、ギャラもタダ同然。
一方、わたしが地元でやっているモデルの撮影会はギャラも破格だし、何なら「顔出しなし」の撮影もあるよ、という話を彼女の酔い具合を確かめながら伝えていきます。
『顔出しなしって何よ。もしかしてエッチなヤツー?』と、ニヤニヤしながら質問してきます。
サラ金の利子の支払いという大きな不安から開放され、酔いのせいもあってかなり気が大きくなっているようで、彼女はエロい話も避けずに聞いてくれました。
『次の休みの日、カメラテストやってみようよ』
『カメラテストってなーに?』
『実際に撮影して現場の対応力やカメラ写り、ポージングなどを試してもらうのさ』
『ちゃんとギャラも出るよ』
『今度の日曜日でもいいの?』
『大丈夫!ぜひ楽しみにしているよ』
こうして、とりあえずテスト撮影までは了承してもらうことが出来ました。
携帯の電話番号とメールアドレスを交換し、その夜はあくまでも紳士的にタクシーに乗せて帰します。
まずはランチでお酒を飲ませて
なにせエリは容姿に関しては当時の二枚看板の子たちに継ぐレベルの子でしたからね。
ミカとマリは、どちらかというとスリムなスタイルでありながら、豊かな胸とお尻はしっかりと張っているタイプでした。
一方のエリは、例えばAVモデルで言うなら「美竹すず」をもうちょっと太めにした美巨乳の持ち主で、繰り返しになりますが「ダイナマイトボディ」の持ち主です。
もしこのレベルの子と知り合ったのであれば絶対に逃してはなりません。確かに手間ヒマ、先行投資は必要ですが、慎重に慎重さを重ねて口説き落とすのが鉄則です。
会ったその日に、
『3マソで撮影どう?』
『うん、いいよ』
って、頭のかなり弱い子や人生捨ててる子以外にいるわけないじゃないですか。
所詮は人対人のコミュニケーション、信頼関係しだいです。
約束の日、部屋を取ってあるシティホテルのレストラン街で豪勢な和食ランチをご馳走し、リラックスさせるために日本酒で乾杯。
部屋に入ってシャワーを浴びてもらい、用意しておいたレースクイーンのコスプレで撮影開始。
その後、自前で用意してもらった水着に着替えてもらい、最後に水着を脱いでホテルのガウンだけ着た状態。
中身はスッポンポンですよ。
そのガウンの手前の肩の部分だけ下ろしてもらって胸の膨らみを強調したポーズ、ベッドに横たわりガウンの裾をお尻が出るくらい上げて斜めうしろからお尻をクローズアップするポーズなど。
しっかりとワレメを捉えました。
とても卑猥に映ります。
カメラテストも佳境に入り、
『肩が凝っただろう?』
とばかりに、おもむろに電マを取り出すわたし。
『何それエッチー!』と言い出す彼女ですが、期待をよそにちゃんと肩と首すじに当ててあげます。
『あー、気持ちいいー』と喜ぶ彼女。
『ここはもっと気持ちいいかな?』と言いつつ、電マをおっぱいに当てがいます。
『きゃっ、くすぐったい!』とベッドに伏せる彼女。
この日はここまで散々彼女を褒めまくっていますので、気分が悪いわけがありません。
ベッドで斜めぎみに伏せている彼女の後ろからそっと抱き締め、髪を撫で、首筋に唇を這わせます。
彼女を仰向けにすると優しく口づけ。
肩から腕、そして背中を愛撫します。
大人の男は、いきなりおっぱいやマンコを触ってはいけません。
それは大学生や新社会人までで卒業しましょう。
商業AVで乳房や性器をいきなり触るのは尺の関係で時間がないからです。
商業AVだけで育った男と付き合ったり結婚する女性は本当に不幸だと思いますよ。
そういう男は、おっぱいとマンコだけ愛撫すればOKで、あとはピストン運動をある程度の時間持続すれば女性は満足するものだと思い込んでいるからです。
決してそうではないことに気付けば、きっと女性から振られる男性は減ると思うんですよね。
話は逸れてしまいましたが、この日、エリとは最後までやることをやりました。
スイッチを切り忘れたため、ビデオカメラにはベッド全体がしっかりと映っていましたね。
ホテルから出て帰り際、「ギャラ」としてウン万円入った封筒を渡し、『今度は撮影抜きで飲みに行こうね』と言って別れました。
その後、掛けた経費の何十倍もの見返りをエリから得ることが出来たのは言うまでもありません。