最近参加されたばかりのコンサル生さんから素朴な質問がありましたので、情報を共有しておきたいと思います。
テーマは、「アナル(肛門)にモザイクは必要か?」です。
このコンサル生さんは、撮影した動画にモザイクを掛けている作業中、アナルの処理をどうすればいいのかという疑問がふと湧いてきたため私に質問メールを送ってくださったようです。
私は法律の専門家ではありませんので法的な解釈は述べられませんが、とりあえずググってみて分かった事を記しておきたいと思います。
商業AVにおいてアナルの扱いはどうなっているのか
現状、AV業界でのアナルの扱いはどうなっているのでしょう。
モザイク処理されている商業AVにおいて、実はアナルにモザイク処理されていない作品はたくさん存在します。
例えば下の画像のような見せ方です。
アナルがハッキリ・クッキリ映っているでしょう?
ところが面白いことに気づいたのですよ。
下の3枚の画像は同じ作品中でのアナルの扱いついての違いです。
まずはコレ。↓
アナルにモザイク処理はされていませんね。
ところが、アナルを指でいじったり? ↓
オモチャを挿入してみたりすると? ↓
なぜかアナルにしっかりとモザイク処理がなされています。
その理由をこれから説明しますね。
アナル(肛門)は性器ではない
確かにアナルは性器に隣接してはいますが、アナル自体は性器ではありません。
実際、「弁護士ドットコム」における弁護士さんによる回答でも、
弁護士ドットコムより引用
このように、法律家も『肛門は性器ではない』と断言しています。
ただし上記の回答から分かるように、わいせつかどうかは「個別判断」だと言っていますが。
ところが、最近アナルの扱いについて困惑するような法律が施行されました。
それが「私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律」です。通称、「リベンジポルノ被害防止法」や「リベンジポルノ対策法」と呼ばれているものです。
この条文について弁護士ドットコムで弁護士さんは次のように述べています。
上記の回答には、「肛門は性器等に含められています」とありますよね。
確かに条文の(ニ)を読むと「女性器等(性器、肛門又は乳首をいう)」と記載があります。つまり、法律は肛門について性器の一種であると定めたのでしょう。
ただし、これはあくまで「リベンジポルノ被害防止法」で裁かれる場合においての話ですよね。そうじゃなければ、(三)の条文にあるように「肛門」どころか「乳首」や「お尻」でもアウトということになってしまいます。
そうなるとAV産業は成り立たなくなってしまいますね。
肛門をいじったりオモチャを挿入するシーンについて
では、肛門をいじったりオモチャを挿入するシーンについてはどうすればよいのでしょうか。
ご紹介した上記の画像では、指やオモチャで肛門をいじるシーンではモザイクが掛けられていますが、これはおそらくですが「リベンジポルノ被害防止法」の(二)にあるように、「性器等を触る行為」という部分に配慮しているのではないかと推測します。
ようはAV業界の「自主規制」ですね。
この法律で肛門は性器だと決められたわけですから、肛門をいじる際には念のためモザイクを掛けておこうというわけです。
裏を返せば、肛門をいじっていないシーンではモザイクは掛ける必要なしとの従来どおりの判断ですね。
以上のことから私のお勧めとしては、AV業界の自主規制に従って
- 女性の肛門を鑑賞するシーンは無修正
- 女性の肛門をいじるシーンはモザイク
これでいきましょう。
え、男性の肛門?
シリません!(笑)