最初に断っておきますが、私が行なったのは正確には「盗撮」ではありません。
あなたの興味をそそるため、あえて「盗撮」という言葉をタイトルに入れましたが、あくまでやらせで撮影したものであることを予めお断わりしておきます。
さて、私が会員制サイトを運営していた当時、ネタ探しや撮影のヒントを得るべく、いくつかの海外有料エロ動画サイトの会員になっていました。
そんななかで、これまで入会していなかったジャンルがありました。それは「盗撮」をテーマにしたサイトです。
というのは、いくら「盗撮」と言ったって、どうせ「盗撮風の創作」、「やらせ」動画ばかりだろうという印象を持っていたからです。なので、そういった盗撮をテーマにしたサイトについてじっくり吟味したことはありませんでした。
ところがある時、ネタ探しのためにネットサーフィンしていると、これはどうやってもやらせではありえないと思うような画像を発見したのです。
それは、どこかの温泉の女性露天風呂の風景を撮影したものでした。その画像には入浴している女性達の顔が素のまま映っており、それはどう見てもプロモデルのエキストラ的な人達ではないのは一目瞭然です。
なにせ普通のおばちゃんの、見るも無残なだらしのない体も多数混じっていましたからね。
これまでそういう画像を真剣に見ていなかった自分にとって、それはまさに衝撃的でした。さっそく、その画像からリンクしているサイトに飛んでみると、やはり盗撮動画専門の海外有料サイトの紹介ページでした。
ええ。すぐさま入会しましたよ。(笑)
(盗撮ジャンルは一般的な有料サイトと比べると会費がかなり高めですね)
いざ入ってみるとまたまた衝撃を受けました。
- 脱衣所や浴室、露天風呂
- デパートトイレ
- カーセックス
- 女子更衣室
- ラブホテル
- 民家、浴室
など、さまざまなシチュエーションでの盗撮動画がテンコ盛り。
女子トイレ個室の下のスキマから赤外線撮影したシーンも壮観ですが、ぼっとんトイレの便層の中に潜んで真下から排泄シーンを撮影した動画なんて凄すぎです。
仮にもしそれが実はAV女優だったとしても、そんなアングルの動画なんて観たことがありませんでしたからね。
いやいやいや、これは自分も撮ってみたい!と思いましたよ。(笑)
盗撮は犯罪です
こういう動画を自分も撮ってみたい!
そういう衝動に駆られたわけですが、いざ自分が撮ろうと思ったらいったいどのシチュエーションが可能なのだろう?
そう考えるとどれも出来そうな感じがしません。
女子トイレ?女風呂?
いやいや、入った途端に大騒ぎになって逮捕ですよね。(笑)
そんななかで、比較的難易度が低そうに思えたのがカーセックスです。
そう思い立ったらさぐさま行動に移せるのが私の良いところ。さっそく市内でもカーセックスの名所として有名な某公園の週末深夜の駐車場へ下調べに行ってみました。
するといるわいるわ、カップルで乗っているとおぼしきクルマが適度な間隔を保ちながら(笑)、10台以上も停まっています。
街灯の薄明かりの中、運転席と助手席で談笑しているカップルもいれば、人影が全く見えないクルマもあります。中にはかすかに揺れているクルマも。(笑)
ところが車中からそういう風景を眺めていてふと思いましたよ。
「コレ、他人のクルマに徒歩で近づくことなんて出来なくね?」
そうなんですよ。周囲があまりにも開けているため、車外に出て歩けばモロに目立ちます。
なるほど、こういう環境では盗撮はおろか覗きすらも容易ではないのだと分かりました。もし無理にでも強行しようものなら、他のクルマの若いあんちゃん達に囲まれて袋叩きになりかねませんからね。(笑)
そこで思案の末に思いついたのが、「やらせのカーセックス」です。
何も無理して犯罪行為に挑戦する必要はありません。すでに素材となる女性モデルはたくさん在籍しているわけですから。
しかも、素人風に見せるために男女とも顔にモザイクを掛けるつもりでしたから、モデルさんの質についてはさほど問題にならないと思いました。
であれば、あまり会員さんウケのよくない娘でも出演機会を与えられます。
次に問題となるのはクルマと男優です。どの作品も同じクルマで同じ男優ってわけにはいかないでしょう?
そこで、ネット掲示板で男優希望者の募集をかけてみました。すると何でもやってみるものですね。謝礼程度の金額で、クルマ持ち込みOKの若い男性達からたくさんの応募がありましたよ。
喫茶店で面接してみると、女の子と行為できるなら出演料はタダでもいいという男の子もいました。(笑)
最後に問題となったのは暗視ビデオカメラです。
普段からハメ撮りの撮影に使っている機材では、屋外の夜間撮影は無理なのは分かっていました。
そこでネット検索してみると、世の中本当にすごいものですね。盗撮マニアとおぼしき人が、カーセックス盗撮用ビデオカメラのキットを販売しているではありませんか!
しかも、そのキットで組まれたビデオカメラでカーセックスを盗撮したらこんな映像になります・・・というサンプル動画付きで紹介されていました。
価格は30万円近くしましたが迷わず購入しました。
当時は「盗撮」という行為自体、まだ社会問題となる前でしたからね。おおらかな時代でした。
今は、数年前に国会でも盗撮問題が取り上げられ、また、「靴カメラ」を製造販売した人が逮捕されたことなどから、今はそういった盗撮用キットを販売するサイトは見つかりません。
撮影にあたり気をつけたこと
この「盗撮風カーセックス動画」を撮影する際に私なりに気をつけた点を列記しておきます。
■撮影場所
いくらロケ撮影だからといって、第三者に見られてしまったら通報される危険性があります。なので、夜間の交通量がほとんどないローカルな道路のパーキングエリアなどを探して利用していました。田舎町へ行けばそういう場所はたくさん見つかります。
■シナリオ
男女で談笑
↓
助手席を倒してペッティング
↓
後部座席に移動
↓
助手席を前に倒して広いスペースを作る
↓
手マン
↓
フェラ
↓
本番
例えばこのような流れを事前に打ち合わせておきます。それぞれの細部については男優さんの技量にお任せです。
ただし、注意するのはカメラを絶対に意識しないこと。意識すれば局部のサービスショットが多過ぎる映像になりますから。(笑)
普通、素人さんの本物のカーセックスは、なるべく外部から局部が見えないように意識して行なわれているはずです。
あからさまに「どうぞ見てください」というシーンが多いと、例えそれが本当の盗撮であったとしてもニセモノに感じられるかもしれません。
■天気
「天気って何?」と思うかもしれませんね。
要するに、よりホンモノに見せるため、わざと小雨の日や雪がチラチラ舞っている晩秋の日を選んで撮影することもありました。
■演出
いかに本物のカップルのように見せるか、ですね。密室である車内は完全に二人だけの世界ですから、作品中にいちゃいちゃしているシーンを入れるためには本当の恋人のような雰囲気作りが事前に出来ていないと失敗します。
なので、撮影日の明るい時間帯には二人だけでデートしてもらっていました。撮影日だけでいいから本当の恋人同士になってくれ、と注文を付けていましたよ。
■カメラワーク
いかに被写体に気付かれないよう、用心しながら撮影しているか・・・が、動画を観ている人に伝わるような撮り方をすることです。
盗撮するのに堂々とカメラを回すはずは有り得ませんから、被写体に見つかりそうになったら素早くドアなどの下に隠れるなどの演出は必須です。
これは本物のカーセックス動画を参考にすれば雰囲気が掴めますよ。
以上、カーセックスを撮影した思い出話です。
また何か思い出しましたら追記しますね。
追記:
いや、それにしても蚊に食われまくりだわ(汗)